スパイウェア対策
Windows でインターネットをしている限りつきまとう問題として「スパイウェア」の存在があります。Windows でホームページを巡回・閲覧したり、アプリケーションやツール、ゲームなどをインストールすると勝手に、あなたの PC にスパイウェアが忍び込む恐れがあるということです。
では、「スパイウェア」とは何でしょうか?
スパイウェアとは、「操作している本人が気がつかないうちに個人情報を収集することを目的としたもの全般」を指します。多くの場合、スパイウェアは、クッキーやレジストリ、常駐プログラムなどを使った手法が用いられます。
実際にどのような情報が抜かれているのかというと、それはスパイウェアによりけりです。住所・氏名・年齢・職業(学校)・学歴・年収などをはじめ、お使いの通信接続状況・IPアドレスや各ソフトウェアのインストール状況(シリアル番号・登録者)、使用しているPCの構成一覧、ホームページの閲覧先、オンラインショッピングの購入履歴、DVDやCDの再生タイトル(及びファイル名)など、個人の特定以外に、どのような趣味・嗜好があるのかなどの情報を集めてデータベース化、収集している企業は、その情報をビジネス(お金儲けなど)に役立てている場合が多いのです。
スパイウェアの問題点の多くは、知らないうちに個人情報が流出してしまうことがあると注意を促してる人もいます。確かに大きな要因の1つです。PCを使用する上で、特に問題がなければ別に個人情報が流れても問題はないという人もいるのも事実です。またスパイウェアが忍び込んでいても知らずに使っていれば平和なものであるという人もいます。1度スパイウェアの存在を知ってしまうと、駆逐(排除・削除)しないといられない症候群の人が増えるので、あまり大げさに公表しないほうがいいという人までいる始末です。
法律的な(プライバシーの侵害)ことは、法律家にまかせることとして、このスパイウェアの情報収集動作が、システム負荷、通信の負荷、膨大な量のファイル作成、無意味なレジストリの大量作成、無意味なクッキー情報などにより Windows システムが不安定になるひとつの要因となっていることも、とても大きな問題です。
短絡的な発想で、個人情報を保護するために、ブラウザの機能を制限しましょうということを推奨している雑誌やサイトを見かけることがあります。簡単に言ってしまえば、ブラウザのクッキーをOFF、Javascript を OFF、 Java を OFF、他なんでも OFF・・・などなど、ということです。
残念ながらあまりにも馬鹿げた発想であるとしか言えません。一部アングラをメインとしてインターネットライフを楽しんでいる人にとって、そのような機能をOFFにすることや多段で匿名プロクシを使用してアクセスをしなければいけないような人たちには有用なことかも知れませんが、一般的にインターネットを使用している人にとっては、このような技術の恩恵を受ける場面の方が格段に多いので、なんでもOFFにして制限してしまうことは残念ながら良い解決策とは言えません。 |